2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

まんがはじめて物語

TBSチャンネルで『まんがはじめて物語』。 「クルクル バビッチョ パピッペポ ヒヤヒヤ ドキッチョ モグタン!」このフレーズ、忘れようにも忘れられません。 主題歌にもなっていて、作詞作曲は森雪乃丞、さすがです。こういう語呂のよいリズミカルなフレー…

白い巨塔ふたたび

フジテレビ721で『白い巨塔』田宮二郎主演のテレビドラマ版。このところ『白い巨塔』ばかり見ている。面白いから見てしまう。 こんなことでよかろうはずはないが、ついつい見る。毎晩2話ずつ放映されるからどんどん進む。この次はどうなるかと、待ち望む…

赤い衝撃

「あなたがいる、わたしがいる、こたえは愛だけ〜、あなたがいる、わたしがいる、何かが呼ぶだけ〜、愛は人と人を結ぶ、カギ…」 始まりました『赤い衝撃』(TBSチャンネル)。 オープニングの百恵ちゃんの歌から懐かしすぎる。そして、いきなり走ってます、…

早春スケッチブック

フジテレビ721で『早春スケッチブック』(1983年)。山田太一脚本の数あるドラマの中で、私にとってはこれがベスト。 山崎努が吐く「ありきたりめ!!」に心底感動した人は少なくないと思う。浪人中に見てしまったために、予備校生役の鶴見辰吾への感…

白い巨塔

フジテレビ(地上波)で『白い巨塔』の特別編。 リメイクで敬遠していたが、期せずして面白く最後まで見たので、1966年の映画版『白い巨塔』(監督:山本薩夫)もついまた見てしまう。 こちらの財前役田宮二郎は関西弁。舞台も浪速大学。モノクロだが、…

山本嘉次郎

何の気なしにチャンネルNECOで『狸の大将』(1965年)。 小林桂樹、伴淳三郎が騒いでいて面白そうだと思ったら、監督は山本嘉次郎。 ふらっと衛星劇場で『吾輩ハ猫デアル(1936年)。これもちょっと軽い感じでよさそうだと思ったら、監督はまた山本…

赤いシリーズ

山口百恵主演のテレビドラマ「赤いシリーズ」もよく見ていて、毎週待ち遠しかった。「伊勢湾台風」や「白血病」という言葉を覚えたのは、このシリーズのおかげである。 TBSチャンネルでシリーズ第4弾『赤い衝撃』が明日26日から始まる。山口百恵は陸上の…

山口百恵

BS2で山口百恵の主演映画。昨夜は『潮騒』(1975年、監督:西河克己)、三島由紀夫原作の『潮騒』である。 相手役はお定まりの三浦友和。海女の山口百恵はまだあどけない子どもの顔で、従順そうで芯の強い眼差し、ぷっくりした口元、体型もぷにぷにして…

タイム・トラベラー

やはりNHK少年ドラマシリーズといえば、第1シリーズの『タイム・トラベラー』である。原作は言わずもがなの筒井康隆『時をかける少女』。 夕方6時。やたらと怖い雰囲気。理科室。ラベンダーの香り。ケン・ソゴル。ラベンダーと聞くと、今でも反射的に思う…

なぞの転校生

NHK少年ドラマシリーズ。深夜のNHKアーカイブスで『なぞの転校生』(1975年、原作:眉村卓)の総集編と最終回をやっていた。もう寝ようとしていたときで、何の気なしに初めだけ見ようと思ったら、止められなくなった。 地味なセットも宇宙を放浪する「次…

中島そのみ

中島そのみの声が耳から離れない。キンキンと脳天から突き抜けてくる声は、ピンクの電話の清水よしこか林家パー子かとも思うが、その声のせいで「お姐ちゃんシリーズ」の中島そのみは、3人のお姐ちゃんの中で(団令子・重山規子よりも)いっそう印象に残る…

三好栄子

三好栄子の顔が忘れられない。ちょっとしたシーンにしか登場しなくても、一回見たら脳裏に焼きつく名女優、いや三好栄子の場合は怪女優かもしれない。 よく言えば日本人離れした顔立ち(フリーダ・カーロの描く極太眉のごついメキシコ人っぽい)、率直に言え…

テレビで映画

現在は見たい古い映画もドラマもDVDが結構出ていて、ネット通販などを活用すればそう労せずに欲しい作品は手に入る。どうしてもスクリーンで見たければ、名画座をこまめにチェックすると意外といろいろやっていたりする。 だが、どういうわけか「いま、テレ…

HOUSE ハウス

大林宣彦監督の『HOUSE ハウス』をずっと見たいと思っていて、日本映画専門チャンネルの「私が好きな日本映画」のコーナーにリクエストしようとしたしたら、4月のラインナップで「大林宣彦特集」が組まれていることがわかって嬉しくなった。 『HOUSE ハウス…

歌謡曲

歌謡曲全盛時代に育ったので、結局、歌謡曲が好きだ。歌謡曲だけで御飯何杯でも食える(?)。「洋もの」にはまった時期は無い。 しかしいま、いい歌謡曲が聴けるのは、アニメのテーマソングぐらいではなかろうか。一回聴けば耳に残り、曲も詞もわかりやすく…

おそ松くん

CSアニマックス『おそ松くん』連日放映中。 これも1988年版(22年ぶりにアニメ化)で、画がきれいすぎて残念。なぜか、イヤミやチビ太の魅力は画面の古さと結びついている。 去年、アニマックスでは、懐かしのアニメ「第一回と最終回」の大特集をやっ…

黒澤明

日本映画専門チャンネル。『監督・黒澤明の仕事』と題して、ひと月に2作品ずつ黒澤映画を放映している。 各作品の後に、「黒澤明の世界に対する熱き思いを語る」10分ほどのコーナーがあり、様々なジャンルで活躍するゲストが迎えれ、文字通りそれぞれの思…

素っ裸番組

『完璧版テレビバラエティ大笑辞典』高田文夫・笑芸人編著(白夜書房)によると、『笑って!笑って!!60分』オープニングの「重ね着コンテスト」で登場する幼児は、やはり素っ裸であった。昭和50年放送開始とあるから、私はその時すでに11歳。もっと…

笑って!笑って!!60分

ゴールデンハーフのルナさん死去、というニュースを聞いて、おお、ゴールデンハーフかあ、黄色いサクランボ〜、でもエバしか顔が思い浮かばない・・・。 エバが出ていたのは『見ごろ!食べごろ!笑いごろ!!』だったか『笑って!笑って!!60分』だったか…

ガメラ

日本映画専門チャンネル「特撮王国Z」。 ゴジラ大特集、ガメラ大特集、その他にも、今見るとあまりにもばかばかしい怪獣映画を見られるだけで感謝する。 昨夜は『ガメラ対大魔獣ジャイガー』1970年、監督:湯浅憲明。大阪万博が舞台。 この時ちょうど、…

ドボチョン一家

うかつにもアニメを見逃していた。 カートゥーンネットワークで、今月から『ドボチョン一家の幽霊旅行』が始まっている。あの訛ったドボチョン伯爵の「ドボチョ〜ン、ドロドロ」のフレーズ、子どもの頃のアニメ三昧の日々がよみがえる。 今月はハンナ・バー…

久世光彦

TBSチャンネルで、今月末から『ありがとう』と『時間ですよ』の第3シリーズがともに始まる。今から楽しみである。 『ありがとう』第2シリーズは現在放映中。平岩弓枝脚本、病院が舞台ではあるが家族の絆・恋愛いざこざ中心の王道的なホームドラマ。 『時間…

石立鉄男

掘り出し物の多いチャンネルNECOでは、『水もれ甲介』最終回。 石立鉄男シリーズとしてセレクトされ、今月は『雑居時代』もやっている。 ユニオン映画制作のホームドラマ、『パパと呼ばないで』『雑居時代』『水もれ甲介』の3シリーズは、やはり子供の頃の…

知らない同志

『知らない同志』1972年放映、脚本:山田太一。 舞台はスーパーマーケット。あくまでもセットの中での話だけれど、陳列された商品やパッケージを眺めるだけで楽しくなる。現在はもう見かけなくなった「ま緑」色のシャンプーや大箱の洗濯洗剤。マヨネーズ…

田宮二郎の鼻

またまた田宮二郎である。田宮二郎づいている。 ゆうべはMXテレビで『鉄砲犬』。 1965年、犬シリーズ第4作。 監督:村野鐵太郎、脚本:藤本義一。 身のこなしも性格もやたらと軽いチンピラ役の田宮二郎は大阪弁。やくざ相手に強すぎ、拳銃使い巧すぎ、…

奥様は魔女

現在TBSで『奥さまは魔女』の日本版をやっているが、どうしてこういう発想になるのだろう。とてもあの60年代アメリカンホームコメディの傑作『奥さまは魔女』を十分堪能した人の考えつくことではない。 しかもCSのTBSチャンネルでは、月曜から金曜の朝…

タモリ

CS衛星劇場で、これまた超掘り出し物! 『喜劇役者たち・九八とゲイブル』1978年、監督:瀬川昌治、原作:井上ひさし。 愛川欣也(芸利九八:ゲイリー・クーパー)とタモリ(苦楽芸振:クラーク・ゲイブル)がコンビを組み、喜劇芸人として一旗揚げるべ…

中村伸郎

CSのフジテレビ721で、3月29日より『白い巨塔』放送開始を知る。もちろん、1978年の田宮二郎主演版。最終回放送直前に自殺したらしいが……。 外科部長役の中村伸郎を見るのも楽しみ。 私にとっての中村伸郎といえば、小津安二郎監督『彼岸花』『秋…

帽子

勝新太郎とコンビを組んだ『悪名』シリーズ、1967年の『悪名一代』の田宮二郎を偶然見た。 若い、細い、やんちゃだ。 今日はたまたま面白い映画にぶつかる日である。 小津安二郎監督『朗かに歩め』(1930年)。 おじさんのファッションを見ているだ…

ふたたび田宮二郎

田宮二郎がいいのは、どんな人物なのかわからないところである。冷酷そうなのに、妙なところで意表をついた笑顔を見せたりして、その怖さを秘めたわからなさがいい。 『高原へいらっしゃい』でも『知らない同士』でも、そういう魅力が発揮されている。役柄と…