山口百恵『顔で笑って』

 先週に引き続き、土日の一挙放送スペシャル。TBSチャンネル開局2周年記念「大映テレビドラマ 第1話全部見せます」。


 今週は怒濤の「赤いシリーズ」三昧。
 「赤いシリーズ」といえば山口百恵だけれど、『顔で笑って』(1973年、監督:瀬川昌治)のデビュー間もない百恵ちゃんに感激。初々しい、若すぎる。顔もスタイルも少女というか女児に近い。セリフもまだたどたどしい。


 タイトルに「赤」が入ってないので今まで見逃していたが、第1話を見られただけでも満足である。ちなみにこのドラマでの宇津井健との父娘という設定が、その後の「赤いシリーズ」にも継承されている。他の出演者も「赤いシリーズ」の常連勢揃いで、内容もいきなり『白い巨塔の』パロディで始まるコメディタッチな「病院もの」であるところがよい。