トラック野郎 男一匹桃次郎

 東映チャンネル『トラック野郎 男一匹桃次郎』(1977年、監督:鈴木則文)シリーズ第6作。


 忘れていました菅原文太。「一番星」桃次郎も国民的シリーズだった。1975−79年の間に10本作られている。
 正月映画でもあるこの第6作は、のっけから、桂歌丸三遊亭小円遊(往年の笑点名コンビ)が警官役で登場、他にも堺正章左とん平湯原昌幸、と愉快な面々が登場。
 そしてなぜか娯楽・コメディ作品でよく見かける清水健太郎がマドンナの恋人、そのマドンナは新人時代の夏目雅子と、正月らしくめでたく派手に賑やかにギンギラトラックは九州路を爆走する。


 言わずもがなだがやはり夏目雅子は美しい。昨日もファミリー劇場西遊記』(1978年)で、三蔵法師役・夏目雅子の坊主頭の妖艶さに改めて感激したばかり。さらに、『西遊記』の特撮も円谷プロと知って感激倍増である。