男たちの旅路

 日本映画専門チャンネルでも特集「脚本家山田太一のドラマと映画」。
山田太一三昧である。



 まず第一弾は『男たちの旅路』(1976年)。
警備員の話であり、いきなり若い女性の飛び降りシーンで不穏なオープニングなのだが、なつかしい面々がいろいろ出ていて気が散ってしまう。
 音楽はミッキー吉野ゴダイゴガンダーラ(『西遊記』の美しすぎる夏目雅子三蔵法師は衝撃的だった。)



 新米警備員役の水谷豊は『熱中時代』の北野広大先生をいやでも思い起こす(ぼくの先生は〜フィーバー!)。
 五十嵐淳子はやっぱり可愛いくて中村雅俊は家に帰ると毎日五十嵐淳子がいるんだなあなどと思い、中村雅俊といえば『夕陽が丘の総理大臣』、カースケ、グズ六、オメダ、いやそれは『俺たちの旅』だった。昨年末、『俺たちの旅三十年目の運命』なんてやっていた。 
 気付けば警備員役で森田健作も出ている、『おれは男だ!』剣道部森田健作、「さらば涙と言おう〜アチョー!」の雄叫びが懐かしい。